好きな言葉・聖書・讃美歌

*カンヴァース先生の言葉


「神に信頼を寄せなさい」
「最善の自己に忠実であれ」
Trust in God.
Be true to your best self.
 日野綾子先生が中学生だった時、カンヴァース先生の誕生日(4月18日)に何か言葉を手帳に書いていただこうと思いました。カンヴァース先生は、しばらく考えられてから次のように書かれました。「神に信頼を寄せなさい」と、「あなた自身に忠実でありなさい」と。その時、カンヴァース先生は、ちょっと待ってというふうに、best「最善の」という言葉を your と self の間に挿入してくださったのです。
「人の一番嫌がる仕事を自分から  喜んでする。」  偉い軍人さんのお嬢様が捜真に入学しました。そのお母様が寄宿舎に訪ねてきて、自分の娘が真っ黒になったお釜の底を洗っていたのを見て、「月謝を払って大事に育てている娘に、お釜の底を洗わせているのは困る」と言うと、カンヴァース先生は、「台所というものは食べ物を作る所だから、自分の手で清潔にしなければいけない。どんな仕事でも嫌がるような人は、私の学校では育てません。『人の一番嫌がる仕事を自分から喜んでする。』それが私の教育方針です。」とはっきりと言いました。
「山の上に立つ学校」  「わたしたちの学校は山の上に立っています。山の上に立つ学校は、隠れることが出来ません。山の上の塔を仰ぎ見る人々が、わたくしたちの仕事をも、立派なものだと認めるならば、それによってその人々は、天にいますわたくしたちの父、神様をたたえるようになります。」とカンヴァース先生はおっしゃいました。
「真を捜し求める学校」  次の文章は、カンヴァース先生が生徒たちのために語られた言葉です。
「わたくしたちの学校の名前は『真を捜し求める学校』という意味です。わたくしたちは、その名にふさわしい生活をしましょう。まず、何においても真を捜し求めなければなりません。それをどこに求めましょうか。真を求めるには、マリアのように『わたしは道であり、真理であり、命である。』(ヨハネ14:6)と言われたイエス様の身元に静かに座って、その教えを受けなければなりません。イエス様は、わたくしたちの心の中に、じかに現れてくださいます。その真理の明るい光を、まずわたくしたちお互いの心の中に輝かせましょう。」
「美しい所で教育を」  カンヴァース先生は、日頃から「教育というものは美しい所でしなければいけない」と、おっしゃっていました。山手34番地に作られた校舎は、あの当時としては珍しい真っ白な木のフェンス、そこに真っ赤なバラを咲かせていました。バラが咲き、緑の芝生があり、桜が咲き、季節季節の花が咲く。それがカンヴァース先生の心になる教育観の実現の一つでした。中丸に移った時の校舎も大変美しいものでした。
「静かな所で教育を」  捜真が中丸の丘に引っ越した頃は、外の音も聞こえないほど静かな場所でした。けれども、不便なため生徒数は減ってしまいました。今の松本通りは、葦の繁った沼地でした。最初は、電気も引けず、水は井戸水でした。井戸は今のテニスコートのところにあったそうです。ご父兄の協力によって、電気を引いたり、電話線を引いたり、水道を引くことが出来ました。
ー最後の言葉ー
「That’s enough.
 How beautiful!」
 カンヴァース先生の最後の言葉です。山田先生がヨハネによる福音書14章27節をお読みになって、お祈りした後に残された言葉です。1月24日(召天日)の前日、近くにいた第1回卒業生である高山ヤトセさんに向かって、カンヴァース先生は、「ヤトセ、なんで泣きますか?もし私がアメリカに帰っていたら、逢えないのに、私はここから、天国に行く。私は天国に行って、天国の門で、あなたたちが一人一人来るのを待っていますから、また、逢いますから、逢わないのはしばらくの間だけです。」と、おっしゃいました。


*好きな聖書


*好きな讃美歌




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